メリーポピンズになりそこなった日。 [ニチジョウ]
先日の台風の話。
直撃の前の晩、関東地方が暴風域圏内に入るか入らないか、という頃、
大方の予想通り真っ先に「東京メトロ東西線・東陽町~西船橋間」が運転を見合わせた。
荒川、中川、旧江戸川、江戸川を渡る為地上部分を走る「地下鉄」東西線。
川とはいえほぼ東京湾河口のため、海のようなものだ。
京葉線で東京から舞浜に向かう途中、葛西臨海公園の観覧車が見え
東京ディズニーランドのスペースマウンテンの先が見え始める頃。
そのあたりが江戸川区だ。そしてその時に渡るのが中川・荒川だ。
ニュースを見ていた仙台の母からも
「東西線止まったって!ailishさん、明日はきっと出社できないねぇ」
とメールが来た。
(注:母は私の下の名に「さん」をつけて呼ぶのだ)
間もなく引っ越すのでぶっちゃけて言ってしまえば、
私の勤務地及び最寄り駅は「東京メトロ東西線・東陽町~西船橋間」にある。
この間が不通になると他社路線乗り入れのある「西船橋」以外の駅を
利用している人間は、全くつぶしがきかなくなるのだった。陸の孤島状態。
う~む、どうしたものか。私は睡魔と闘いながら沈思黙考した。
(この時点で12時近い。最近就寝時間が早いので既に眠いのだ)
電車がダメならバスしかない。しかし近所のバス停から勤務地までの路線は
1時間ないし2時間に1本という不人気路線。
しかたがない、ということでバスでの出社を決意。
・ビニール袋(所持品を入れる。この際見た目にはこだわってはおれぬ)
・着替え一式
・大き目のタオル
・ビニール傘(破損覚悟)
を用意。翌朝、台風は関東上空に襲来。いつもより若干早く起き、外の景色を確認。
まさに嵐だった。
♪You are my soul soul いつもすぐそばにある ゆずれないよ 誰も邪魔できない♪
などとハナウタを歌いつつ出勤の準備。
濡れてもいいような姿に着替え、いざ出陣。
おぉぉ、玄関の扉もなかなか開かない。これが台風力か。
マンションを出て、バス停に向かい歩き始める事10秒足らず・・・
傘はいつの間にかどこかへ吹っ飛んでいきました。
私はあやうくメリーポピンズになるところ。いや、一瞬なったような気も。。。
♪チムチムニーチムチムニーチムチムチェリー♪
傘という唯一のアイテムをなくした私は全身ずぶ濡れ。
なくした傘は台風の起こす強風に乗ってどこか彼方へ。
それでもまだバス停を目指す私。これぞ不撓不屈の精神。
うぉぉ~!会社が私を待っているのだ!!(←思い込み・勘違い)
しかし、ハタと気づいた。
着替えを持っているとはいえこんなびしょびしょな頭で業務を遂行できるのか、と。
これは亜麻色の髪の乙女というか利尻昆布の髪のオバサンじゃないか!?
しかもクーラーの効いたオフィス。風邪をひいてしまうではないか。
やめやめ。今日は絶対出社しなきゃマズいこともないし。
ここで完全敗北宣言。というか全てを放棄。
不撓不屈の精神も傘と共にどっかへ飛んで行ってしまったようで
帰宅して風呂を沸かし、髪を洗いながら
♪風が吹いたら遅刻して~雨が降ったらお休みで~♪
と南の島の大王の歌を歌ったのだった。
ふ~。いいお湯だった~、とこの時点で8時半。
会社に遅刻の一報を入れておくか、と電話すると
「東京メトロ東西線・東陽町~西船橋間」在住の方が電話口に!
「どどどどどど~やって出社したんですか!?」
と慌てる私。
「ははは~。
バスで都営線の駅に行って大江戸線に乗りかえて門前仲町経由さ~」
すげー気合。私はそこまで考え付かなかった、ってか都営線行きのバス、
満員過ぎて乗れませんから!!!
とりあえずお風呂に入ったことも報告し(←極めて不要)
このとき会社の私の部署にはまだ3人しか来ていないことも聞いたので
「遅刻しまーす」
と伝え、パソコンで東京メトロのHP「運行状況」を5分おきにリロードしつつ
テレビのニュースを付けて東西線の復活を待つ。
ニュースを見ながら再度出社準備。顔にデッサンしつつ、着替える。
東西線は一体いつ復旧するのか!?となにげな~くニュースを聞いていると
「東西線は8時45分に全線運転開始」
という言葉が耳に入る。む?東京メトロのHPでは9時20分現在
「東陽町~西船橋間の運転を見合わせて『います』」
になっておるが???
怪しい!これは情報操作ではないか?
急に運転開始とHPに載せると、人がどっと押し寄せて困るからという
メトロの陰謀というか策略の予感!!!
こんな時は大嫌いだが2ちゃんねるだ!
「(東西線に乗っている)おまいら、報告をきぼんぬ」
といったところか???
すると徐行ながら、超混みあっている模様ながら動いているというではないか!
ということは、遅延証明最大1時間。11時までに出社しなければならんという
ことではないか!!!
出陣じゃ!と玄関の扉をバーンと開ける。もう雨も止んでいる。
最寄の駅までのバスは当然満員。
何とか駅に着いたら改札・ホームに人があふれている。
この駅に電車が到着した時の乗車率は既に100%を越えている。
なのに乗らねばならぬということで物理的に無理でしょー!と思いながらも
入り口付近に飛び込む乗客たち。1つの乗車口から10人乗れればいい方。
私は4台電車を見送って、内臓破裂の危機を感じながら乗りました。
いつもなら家を出て30分くらいで会社に着くのに、今日は1時間30分かかりました。
ようやく出社したらまだ来ていない人がいたりして、みんなに
「休めばよかったのに・・・」
といわれるシマツ。なによ!人が一生懸命出社したのに。
「暇なんだから無理に来なくたっていいのに」的なその言い草は何!?
平日の休みは前の晩から
「明日は休みなんだなぁ~」
と翌日が休みであることをかみしめつつ過ごすのがその醍醐味なんじゃない。
突然、自然の気まぐれなんかに負けて私の大切な有給を使ってなるものですか!
結局総務の計らいで、遅延証明も不要ということになり
「あ~出社してよかった」
という仕事の依頼も来たので、大変だったけど刺激的な1日だった。
私が地球に優しくせず、ペットボトルのジュースを毎日飲み(石油製品の濫用)
雑誌を読み漁り(森林伐採の促進)エアコンをかけ続け(電力の過剰消費)た結果が
台風やらハリケーンやらサイクロンなわけですね。
今年もアメリカのカリブ海ではカテゴリー5クラスのハリケーンがふたつも発生したとか。
今年は海面水温が高いせいで台風も大きくなりやすいとか。
9月は台風の季節。今後も気をつけなければいけません。
補記:異常な満員電車のせいで鞄に入れていた家の鍵が曲がり、
鍵が開けにくくなってしまった。間もなく引っ越すので新たに鍵を作るのも惜しまれるのだが
毎回自分の家の鍵を空けるのに若干奮闘する私はまるでピッキング中のドロボウのようである。
ひと夏の恋 [ニチジョウ]
マンションの廊下で蝉が鳴いている。
正直うるさくてかなわん。
私の寝室の横でジージー鳴かなくてもいいではないか。
休日くらいのんびり惰眠をむさぼらせて欲しい・・・と蝉に言ったところで
聞き届けられるはずもなく、相変わらずうるさく鳴き続けている。
蝉め!
私は蝉が苦手である。蝉が、というか虫全般が苦手である。
蛇等の爬虫類は平気であるが。。。
ぶっちゃけて告白してしまえば、虫が非常に恐い。
予測不可能な飛び方をする蝉もゴキ・・・(口にするのも憚られる)も大嫌いだ。
その蝉の死体が最近、マンションの廊下のあちこちに散乱している。
屍るいるいとは、このことである。
残暑厳しきこの頃が、蝉の命も尽きる時期なのであろうか。
先ほどもエレベーターに乗って自分の居住階で降りようとしたら、
降り口の真ん前に蝉の死体があった為、1階下に戻り降り、
階段を昇るという回避策で自室に到着することになった。
自室のちょっと向こうの天井部には蝉がくっついているから
なんとなく忍び足でマンションの廊下を歩く羽目になり
そのたちふるまいはまるでドロボウである。
あぁ~恐いよ~。誰かマンションの蝉の死体を何とかして下さい。
そのへんで昆虫採集をしている少年達に蝉の死体処分アルバイトを
持ちかけてみたくなってしまう。我が居住階の蝉の死体一掃の対価は
500mlのファンタグレープではどうかね???
そういえば君たち蝉にはおおよそ10日の間に恋の相手を探し、交尾し、
子孫を残さねばならぬ使命があるのだろう?
こんな所(マンションの廊下)で死ぬんじゃない!
全てをやり終えたなら、コンクリートの上でなど死なず、
土に返れるような死に場所を選びたまえ!
30年かかってもその使命をまっとうできておらぬ人間からの苦言である。
求む!美味な晩御飯(白米) [ニチジョウ]
晩御飯のおかずの豚肉を炒めていたら、予想外のフランベを発生させ
「おぉぉぉう!!!」
と絶叫した月曜日の夜でした。
危うく己に引火する所であった。
ところで、最近悩んでいるのが
「勤めている人は晩御飯の炊飯ジャーのスイッチを
一体いつ入れるのが正しいのか」
ということだ。
朝セットして行くと、米粒が必要以上に水分を吸収し
大目に水を入れても不味く炊き上がる。
かといって帰宅してから炊きあがるまでの時間、待ってなどおれず
空腹に耐えかね、何かを食してしまい白米を美味しくいただけない。
これまで一度に3合ほどまとめ炊きして、小分けにし、
ラップで包んで日付を記入し、冷凍保存しては
食べたいときに電子レンジで解凍していたのだが、
これまた妹氏にレンジを持ち逃げされた私は途方にくれているのだ。
おかげで今日の私の晩御飯は
・昨日残したざるうどん2口分
(これっぽっち残すなよ!って感じの量)
・ほうれん草のおひたし(胡麻和え)
・豚肉とモヤシ炒め
・赤ワイン1杯
以上だ。炭水化物が、うどんしかない!しかも2口。
ま、いいか。体重がバランス良く減るならば。
バランスよく減ったためしがないが。
無洗米に自動で水を注ぎ、炊きあげる機械を象印さんに
作って頂けないか提案してみようと思う今日この頃。
平日の晩、美味しい白米に練りまくった納豆をかけた
晩御飯を頂くのが、ささやかな私の夢になりつつある。
酔生夢死の1日を欲す。 [ニチジョウ]
先月・今月と週末の予定が全て埋まっている。
今日は朝早く起き、雷鳴轟く土砂降りの中、
「日本漢字能力検定 準2級」
を受けてきた。
大昔(大学生の頃)一度受験した経験はあったのだが
もはや何級であったのかさえも思い出せない。
とりあえずこれなら合格しないとまずいだろう、
ということで、小・中で学ぶ漢字の読み・書き・部首・四字熟語等の
基礎知識を確認する意味も込めて今回は準2級にした。
老若男女、いろんな人が受験していたが、私の後ろには
かわいい男の子(多分小学4年生くらい)も座っていたから
あらあら、大いなるプレッシャーだわ、
と苦笑いしてしまいました。
模範解答は受験後即配布されるので、帰宅後自分の点数が
大体分かる。
200点満点で7割正解すれば良いということなので
合格点数は最低140点。
私の模範解答による採点結果は・・・191点だった。
筆記の止め、はね、等厳しく採点されると思うので
実際はこれより下がると思う。
でもまぁ、無事クリアできると思われる。
実は今回、おさらいした箇所や私の口癖が結構出題された。
読みの
・逓減(ていげん)
四字熟語の
・朝令暮改(ちょうれいぼかい)
口癖:あの依頼者、仕様が朝令暮改だから困るよねー。
・妙計奇策(みょうけいきさく)
・得手勝手(えてかって)
・主客転倒(しゅかくてんとう)
とか。
間違えたのは
部首
・丙(一)
・碁(石)
・斉(斉/漢字と部首が同じってどーよ!?)
筆記
・親疎(これは上下で逆の意味の構成漢字)の理解
・快諾の対義語、固辞(固持、と書いてしまった)
・「寒さが和らぐ」(柔らぐ、と書いてしまった)
の6問だ。くそぅ。
特に最後の1問は赤面もののミスだ。
しかし戒めの意味も込め、公表してしまおう。くぅぅ、恥辱。
次回は2級にチャレンジだ。2級は小・中・高で学習する
常用漢字が出題されるので、一応腐っても大卒の私は
合格しないと過去両親が払ってくれた授業料をドブに
捨てていたことになってしまうので、明日からは級をあげて
引き続き勉強しなければならない。
また、準2級と2級の間には大きな差がある。
それは受験料だ。準2級は2000円。2級は4000円。
これは大きいぞ。
その前に、実は来週も検定受験を控えている。今度は
「第1回 日本語検定」
だ。第1回なので何級を受ければいいのかさえ分からない。
とりあえず今回は「3級」にしてみた。
社会人初級程度、だそうだが、自信はない。
参加することに意義がある、オリンピック方式で臨もうと思う。
今日覚えた四字熟語:汗牛充棟・・・非常に蔵書が多いこと
私のことだ。
引越までにあと何回ブックオフへ行かねばならぬのか。。。
【旅日記Ⅴ】ケルン~パリ1日目 [タビビトナリ]
大聖堂のたたずまいを思う存分堪能し、ケルンは1日で観光終了。
これから赤い貴婦人・タリス号に乗ってパリへと向かいます。
朝は6時起き。朝食をさっさと済ませ、出発の支度。
まだ時間がたっぷりあるのに、しかも外は寒いのに
気合を入れすぎてかなり早くケルン駅へ来てしまいました。

タリス号は乗り換え無しでパリへ行ける国際特急列車です。
以前ブリュッセル~アムステルダム間を移動する際に乗ったのですがまぁまぁ快適でした。
まだ薄暗く霧の立ち込める中を走るタリス号に乗りしばしうとうと。
するとなにやら周囲が騒がしい。
駅員がやってきてフランス語とドイツ語で何かを説明しています。
嫌な予感の私。通路をはさんだ隣の席のお兄さんに何事かと(英語で)
聞いてみたら、この列車は調子が悪いみたいなので次の停車駅で
ホームの反対側にある列車に全員乗り換えだ!とのこと。
なななななんですとー!?
うっかり寝過ごしていたらえらい事になっていたではないですか。
しかも私はフランス語もドイツ語もサッパリなのに。
ドイツ鉄道はもっと親切だったぞ。しかも車内も超綺麗だし。
慌ててスーツケースを引きずりタリス号乗り換え完了。
今度こそ寝ていればあっという間にパリの北駅に到着するはず。
ホテルは北駅近くに取ったし、今度こそ寝るぞ!
と延々と(田畑の)続くリアル世界の車窓からは堪能せずに
再度寝てしまった私なのでした。
でも熟睡はしない。またどんなイレギュラーな案内があるか分からないからな!
油断は禁物さ☆
「もうすぐ着きますよ~」という案内も全くなく
「あら?着いたのね???」
みたいな感じであっけなくパリの北駅に到着。
ここはシャルル・ド・ゴール空港まで1本で行ける路線が走っており、
地下鉄の駅もある便利な駅です。その北駅周辺にホテルを予約しておいたので
地図を片手にホテルを探しチェックインしようとしたら、
まだチェックインの時間じゃないそうで、とりあえず予約確認票を提示して
スーツケースを預かってもらいヴァンヴの蚤の市へと向かいました。
地下鉄の窓口でカルネ(回数券)を「シルヴ・プレ」してレッツラゴー!
蚤の市と言えばクリニャンクールが有名ですが、今回は相方のたっての希望で
ヴァンヴの方に致しました。パリ到着がお昼くらいだった為、
早々に店じまいをしている方もいらっしゃいましたが、
蚤の市(つまり、フリーマーケットです)大好きな相方は大興奮!
片言のフランス語で「セコンビア~ン(いくらですか?)」とか言いながら
帽子やらスプーンやらを買いあさっておりました。
私はといえば
「オ~!ジャポネ!コニチワ。サヨナラ。サケ~♪」
と昼間っから「アイルランドのサケ(つまりウイスキー)」をかっくらって
顔の赤いフランス人のおっちゃんたちにからまれていました。
2時間くらい歩き回ってさぁ、次は何処へ行こうか?まだ3時くらいですよ?
ということで再度地下鉄に乗り、ここへ行きました!!!

そう、エッフェル塔です。
私が前回フランスへ行ったのは1999年。まだ大学生の頃でした。
あの時は大雨でセーヌがドブ川になっており
「ポンヌフに風」
なんて言ってる場合じゃありませんでした。
しかし今回は果てしなく真っ青な空。ドイツでも1回も雨に降られなかったし
このパリでこんな青い空を見ることが出来るなんて。
ヨーロッパ旅行はやっぱり秋に限るかもしれない!
と改めて思いました。前回来たときはエッフェル塔へ登るお金がなく(貧乏学生)
一番低いところまでエレベーターで登り(安い)、その先2番目の展望台まで
階段で登るという荒技を使いました。
お金はなくても体力はあったあの頃。今は全くの逆!?
「をほほほほほほ!!!最上階まで登ってやるわ!
もう私はひもじい大学生(と書いて庶民)ではなくてよ!
成り上がりのブルジョワジーなのよ!(嘘)」
と心のなかで叫んでおりましたが、(アホ)日曜日だったせいかものすごい人・人・人。
エレベーターに乗るのに2時間くらい待たされそうな混み具合です。
では、また明日にでも参りましょう!ということで
紅葉の美しいセーヌのほとりをとぼとぼ歩きながらノートルダム寺院へ。
暖かな陽気のなか気持ちよくパリをお散歩です。

あぁ~まー坊と一緒に歩きたかったなぁ。きっと彼はセーヌのほとりでも
マーキングに勤しんだであろうなぁ。。。。

ノートルダム寺院も世界遺産です。
今回の旅行で一体いくつの世界遺産を見たんだっけ?
そんな世界遺産の入り口にはこんな案内が。

よ、よこそう???
なななななんデスカ、ソレはー!!!
と驚いたので記念に撮影してみた案内板。
中では厳かにミサが行われており、賛美歌が響いておりました。
世界の平和と旅の安全を祈り、バラ窓を鑑賞してノートルダムを後に。
さて、ホテルへ帰りますか。スーパーにでも寄りながら。
とまた地下鉄で北駅へ向かいます。
ホテルチェックインだー!とフロントへ行くと
「もう今日は満室だよ」
等とヌカすアルバイトっぽいフランス人兄ちゃん。
「ノン!私は予約しているの!さっきバウチャーも渡したよ!
名前はailish!ちゃんと確認してよ!!(もちろん英語で)」
と言ったら
「あぁ、ごめん。じゃ、この部屋で。」
とルームキーを渡されました。
手動式扉のエレベーターに乗り(ヨーロッパにはよくある)
部屋へ向かい扉を開ける。狭!それより何より知らない人の荷物がある。
「これ、絶対誰か他の人の部屋やで。
あのフロントの兄ちゃん、間違えたんやわ」
と怒り心頭の相方。だがやはりフロントへ向かうのは私一人。
ハナウタを歌うチャラいフランス人兄ちゃんに
「この部屋、誰かの荷物があったけど間違ってんじゃないの?」
と尋ねると、
「あぁ、ほんとだ。こっちの鍵だったよ。アハハ」
みたいなお返事。コノヤロ。フランス語さえ話せたらこれでは済ますんのに!
フランス人の適当さは分かっちゃいたがここまでひどいとは。
狭すぎる部屋にしょぼいバスルーム。
やはりホテル代をケチってはならないな、と痛感しつつ、
テレビだけは薄型液晶。何故?とローマの地下鉄事故を報じるニュースを見ながら
ご当地マック~パリ編~を食し、パリ1日目の夜は更けてゆきました。
明日はルーヴル美術館&エッフェル塔へ行く予定。
ご近所交通事情。 [ワレ、オモフ]
最近アレですか?
私がすっかり立派なペーパーゴールドになり下がり
「くらっち・・・って何だっけ?」とか言ってた間に・・・
道路交通法って変わってたんですか?
交差点内も駐停車OKになったみたいですね。。。
バス停への駐停車もOKなんですね。。。。。。
・・・んなわけあるかぁぁあぁぁあ!!!!!
道路交通法・第九節「停車及び駐車」第四十四条より抜粋!
(停車及び駐車を禁止する場所)
・交差点の側端又は道路のまがりかどから五メートル以内の部分
・乗合自動車の停留所又はトロリーバス若しくは路面電車の
停留場を表示する標示柱又は標示板が設けられている位置から十メートル以内の部分
それみたことか!!!変わってへんやないか!!!!!
と近所の細い道に汚く手入れもされていない自家用車の
羅列を見ては悪態をつきたくなる今日この頃の私ですが
皆様如何お過ごしですか?
(前回に引き続き長い前置きの挨拶でした)
まぁバス停付近への一時停車は百歩譲って許したとしても
(バスが来ない一瞬のみ!)
交差点付近での駐停車は絶対にアカンやろ!と
運転手にこれでもかってくらい侮蔑のまなざしを
向けてしまう私はカルシウム不足でしょうか?それとも愛?
イヤイヤ、そんなたわけたことを言っている場合ではないです。
いつか起こるよ近所で大事故!
が私の今年のスローガン…じゃねぇ、大予言だったわけですが
ここひと月で立て続けに2件、家から徒歩2分圏内で事故を目撃。
軽トラックVSタクシー&自家用車VS自家用車。
どっちも廃車かねぇ、と思われるくらいヘコんでた車体の前面・側面。
それみたことか!!!(本日2回目のこの台詞)
朝からパトカーが何やらうるさいと思ったらこの有様さ!
これまで見た路駐天国はローマ市内を置いて他にはないが
もしあの車が全部なくなったらローマじゃないような気もするな。。。
しかしここは日本国東京都江戸。
道路交通法を遵守しないヤツは免許没収予備切符切られてしまえ!
と、近所の人も怒り心頭なのか
最近、パトカーがよく見回りに来るようになった。
「今なら切符、たくさん切れますヨ」
なぁんて密告してる未だ見ぬアナタ、陰ながら力いっぱい応援してます。
わが町の道路から違法駐車を追放し、バス通勤の私の一刻も早い
職場到着&帰宅に貢献してください。ヨロシクお願いします☆
そぞろ歩くは冬の宵 [ニチジョウ]
気がつけば年が明け、ひとつ歳をとり・・・
今年も残す所あと11ヶ月と10日あまりになってしまいました。。。
髪の毛が伸びすぎて貞子並みになってきたので
さすがに自分でもマズイと思い、週末に美容院へ行き
50センチくらい切ってやるゼ!
と堅く決意していたのに美容師さんに全力で阻止され
結局15センチ切ったのですが結局今日一日、
誰にもつっこまれなかったYO!
と非常に世の無常と無情を感じているailishです。
あけましておめでとうございます。
(長い前置きは新年の挨拶のお約束)
15センチって結構重要で背中がちょっぴり寒い今日。
ロン毛は防寒効果もあったのか。。。
でも痛みすぎてヤバかったんだ。あのロン毛。
長い間mixiもほったらかしだった私の最近は会社から
帰宅するとご飯を食べ、お片づけをして
ピアノに向かう。弾ける曲の好きなフレーズだけを
何度も何度も繰り返し弾く。
「ジュ・トゥ・ヴ」の練習・暗譜。亀の歩み。
会社ではキーボードを叩き、帰宅して鍵盤を叩く。
うぅむ。
PCは年末の電源ユニット破損から復活したものの、
以前よりあまり構ってもらえず ちょっとヘコんでいるかもしれない。
旅行記もUPせずに下書き状態。 (パリが未だ残っている)
昨日もぼすと水道橋の京城で肉を食しながら、
酒を酌み交わしながらず~~~っとピアノの話。
楽譜を見ながら、ipotで
「この曲のこの部分が弾きたいぜ~」
とか叫びながらたこわさを食う。
そんな酔っ払い(私)がこの曲を弾けたらピアノ人生
死んでもいいと言う曲を(一方的に)発表しよう!
・幻想即興曲(ショパン)
・革命(ショパン)
・熱情(ベートーベン)
以上だ!私が情熱的なピアニストを目指している事が
お分かり頂けただろうか???
とは言いつつ指も極端に短いので、
1世紀かかっても習得はムリなんだなぁ。
楽しく弾ければいいんだ、どんな曲でも。
なので3年くらいかけて(遅)
・ジュ・トゥ・ヴ(サティ)
・調子の良いかじ屋(ヘンデル)
を「ちゃんと」弾けるようになりたいと思います!
そして最後に、福ちゃん(福西崇史)がジュビロを去り
FC東京へ行ってしまったことに心の底から激しく
絶望してはおりますが、今年も頑張って生きて行くことを
ココに誓います。
ってなわけで今年もよろしくお願いいたしマス。
【旅日記Ⅳ】ドイツ・フランクフルト~ケルン [タビビトナリ]

フランクフルトのホテルの朝食はミュンヘンより種類が減りましたが
ハムやチーズがおいしくて、フロントの方もすごくいい人だったので
まぁ、良かった、という感じでした。
でも何はさておき「駅近」が最大のポイントだったので
自然と選択肢は狭くなってしまったのですが。
この日は午前中にフランクフルトの市内観光、午後にケルンに向かい
ケルン大聖堂へ行くということに(散々悩んだ挙句)なりました。
「ローライ」というキッチン用品とテーブルウエア、雑貨等を扱うお店に
向かいながら、またまた街並みを堪能します。

フランクフルト中央駅を真正面から撮影。
中央の彫刻、地球を支えているのは巨人・アトラスです。
彼はギリシア神話の神のひとりで最高神ゼウスの命により、
西の果てで世界を負う役目を言い渡されました。
(でも彼の娘マイアはゼウスとの間にオリンポス12神のひとり、
ヘルメスをもうけているから、本当はゼウスの義理の父なんですけど
神の世界にはそんなことは関係ないのでしょう)
ちなみに、地図のことを「アトラス」というのはメルカトル図法で有名な
メルカトルが地図の表紙にこのアトラスを描いたからだそうです。
さて、この駅を背に、町の中心部へと向かいます。
フランクフルトは昔ながらの街並みと近代ビルが隣り合う
不思議な感じの都市です。しかもそれらがまったく融合していないのです。
道すがら大好きなベートーベン像があるというので撮影してみました。

中央の人がベートーベン???ハダカなんですけど?
よく分かりません。
秋のヨーロッパの小道は紅葉も美しく、素敵な風景です。
油絵で描いたらそれなりの風景画になりそうな感じ。
途中で旧オペラ座の前を通りかかったのでこれまた撮影。

ドイツ・ベートーベン・オペラ・・・「フィデリオ!」
と単純明快な私の思考回路。
オペラは何度か見たことがあるのですが、字幕だとやっぱりイマイチ。
かといってこれから言語を習得するのはかなり困難かと。。。
どうしたもんでしょうか。
先述の「ローライ」には約30分ほど立ち寄り、そこからまた歩いて
有名な「レーマー広場」へ行くことにしました。
フランクフルトの観光撮影スポットですね。
その広場を抜けるとマイン川へと出ます。
マイン川には白鳥が飛来していて優雅に川面を行き来していました。

マイン川のほとりを30分くらいのんびり歩きながら
フランクフルトにはクララが住んでいたんだっけなぁ、
と「アルプスの少女ハイジ」を思い出していました。

ホテルへ戻り、いよいよケルンへ向かいます。
2年越しの私の野望、ついに叶うのか!?
ケルン大聖堂へ、いざ☆

ICEはとてもきれいなドイツ新幹線。日本の新幹線よりきれいだし
座席の間にきれいなスーツケース置き場もあるし最高!
さすがドイツ鉄道!ビバ☆DB!!
予約も英語でスムーズにできました。
一度電車に乗ってから、また外に出て撮影した駅構内。

日本の駅とは作りそのものが違いますよね。
さて、ここでドイツ電車の座席予約システムについて説明しておきましょう。
こちらをご覧ください。

ドイツには予約車両・指定車両はありません。
せいぜい日本で言うところのグリーンが1等、普通が2等、位にしか
わかれていません。ではどうやって指定席を予約するかというと、
1席1席にこのような予約表示がついています。この表示で
「この席はフランクフルトからケルンまで予約席となっているんだ」
ということが分かります。このような表示がないものは、
すべて自由席となります。私は必ず海外では席を予約しておくのですが
(この席も前日の夜にフランクフルト駅で押さえておいた)
実はミュンヘンからフランクフルトまでのICでちょっとした事件がありました。
私たちの予約席に目のイッてしまっているおじさんが座っているのです。
私は検札の係員が来たら席に案内してもらおうと(結構すぐ来る)電車の
連結部にいたのですが相方が一刻も早く着席したいということで、
私のドイツ語会話集を片手におじさんに戦いを挑みに行ってしまいました。
あせる私。。。(←でもスーツケースを見張っているため一緒には行けない)
あの気も体も小さい相方にあのおかしなおじさんを動かせるとは
到底思えなかった・・・のですが、
「ノン!!!ここはうちらの席やっちゅーの!!!」
と大阪で培った根性で見事席を勝ちとり(予約席だけど)、
私たちは座ることができた、という出来事があったのでした。
出発の20分以上前から駅で待機。発車15分以上前から乗車!
バッチリ☆ところでドイツの鉄道は時間通りに発車します。
日本とほぼ変わらない時刻遵守率だと聞いています。
が、このICE、予定より1分早く出発したんですけど!?
いいのか??と思いつつ車窓から見える牧場の牛や馬に心も和み
しばし「世界の車窓から」タイムとなりました。
ICE、超快適です。。。
【ケルン】
コロン発祥の地。フランス語で「オーデコロン」は「ケルンの水」の意。
「オーデコロン4711」が有名です。お土産として人気もあります。
大学時代の友人からケルン大聖堂へ行ったときの話を聞いて
「私も絶対に行ってみたい」
と思い、2年前にベルギー・オランダへ行ったときについでにタリスで
ケルンまで行こうとしたのですが、駄目になってしまって・・・。
やっと!念願の!!ケルン!!!なわけです。
ケルンに到着し、駅を出た途端に

どど~ん!!!圧巻です。
とりあえずホテルへ荷物を置きに・・・チェックインしなきゃ☆
と今日のホテルはバスタブなし。でも部屋はひろ~~い!

立派なシャワールームがついてます。清潔でいい感じ。
荷物を置いてちょっと休憩したら・・・ケルン大聖堂へ登ります。
え?登る??参拝じゃなくて???
とお思いの方、大聖堂は大概登れるのですよ。
そんなわけで大聖堂からケルンの街並みを見てみよう、ということで
大聖堂へ。
「・・・すごすぎ。」
これしか言葉が出ませんでした。
着工が1248年、完成が1880年。この間、戦争や資金不足のせいで
300年もの間、工事中断期間がありました。
人間ってこんなにすばらしいものを作り出すことができるんですね。

細かい!よくぞここまで・・・。。。
さぁ、中に入って登るわよ!


その前にお祈りです。ここは神聖な場所。
人の信仰を妨げてはならない場所。世界の平和を祈る場所。
ろうそくをひとつ買い求め、祈りをささげました。
出口の左手に、南塔への階段があります。
狭い螺旋階段。登る人・降りる人、道を譲り合って上を目指します。
509段・・・あまり疲れることなく登れましたが・・・た、高い!

流れているのはライン川です。すばらしい景色。
ちょっと大変だったけど、高くて怖いけど、いい景色が見られたからヨシ。

登った段数分の感動はあったと思います。
上から見下ろす大聖堂の尖塔は見上げる時とはまた違った感動を
与えてくれました。
人って、人間ってすごい。信じる力ってすごいんだと。
世界遺産、これからも守ってほしい。ずっとずっと。
大聖堂を後にして、駅の構内にあった本屋さんへ。
日本のマンガがずら~~~り。
ドラゴンボール、悟空がドイツ語しゃべってるよ!
CLAMP作品、ほぼ全てそろってるし!!
オイオイ、ママレードボーイってずいぶん古いな!!!
(最近スカパーで見るけど)
等突込みどころ満載。ご当地本屋さんへ行くのも旅行の楽しみ。
「おなか減ったね~」
と駅の構内でちょっと早い夕ご飯。

ケルシュビール・・・うま~~~し!!
今度は夏に来てライン川下りしながら浴びるように飲むぞ!
と変な決意を固めつつ、ガツガツと食べる。
やっぱりドイツの食はジャガイモ文化さ。
ドイツでも生きていける、私!!!
とお腹もいっぱいになったところで、薄暗いケルンの街を軽く散歩してホテルへ。
階段のせいなのか、ちょっとうたた寝のつもりが気がついたら
夜中の1時でした。あわわわ。明日は6時起きなのに!!!
慌ててシャワーを浴びて再就寝。
いつもならこんなことしたって睡魔はやって来ないのに
この日はあっという間にぐーぐーでした。
【旅日記Ⅲ】ドイツ・ミュンヘン~フランクフルト [タビビトナリ]
旅行をするならどこの国でもそうなのかもしれないけれど
特にヨーロッパ旅行でモチベーションをあげていく為にはやはり!
ホテルの朝食が充実していることが重要になってくると思う。
部屋の快適さ、バスルームの広さ、ベットの清潔さもしかり。
もういい大人なので、ホテル代は今後絶対にケチらないぞ!
と改めて心に刻んだ私なのですが、今回のミュンヘンのホテルは
本当に「当たり」でした。
朝食が、とてつもなくおいしいのです。

ミュンヘンの郷土料理のひとつ「ヴァイスヴルスト」。
仔牛の肉に香草を混ぜて茹でる鮮度が命の白いソーセージ。
大抵お店では午前中しか食べることができないのだけれど
さすがは星の多いホテル!
朝食のバイキングメニューにちゃんとあるではないですか!
この日は長時間バスに揺られることもないので、
ガツガツと朝食を食べました。
さて、この日は午後にIC(インターシティ)でフランクフルトに向かうまで
ミュンヘン市内探索です。
昨日、ノイシュヴァンシュタイン城からミュンヘン市内に戻った後
2時間ほど夜のミュンヘンを歩き回り、中心街をある程度把握しておきました。
途中で無印良品にも寄りました。品揃えはほぼ日本と同じ。
ヨーロッパでは今漢字が「イケてる」ので、タグも日本語のまま。
結構お客さんも入っていて、BGMも日本のお店と同じでした。
ミュンヘンであと半日・・・絶対にピナコ・テークへは行かなければ!
ただ時間は限られている。
アルテか、ノイエか。それが問題だ。(モダンは既に考慮外)
しかし、ここはやはり14~15世紀絵画を勉強していた者として・・・アルテでしょう。
ノイエ・ピナコテークにはセザンヌ・ゴッホ・マネ・ルノアールなど
印象派以降の作品が多い。が、この後オルセーでそれは見られるし
私はそれほど印象派に傾倒していない!
やはりルネッサンス・バロック好きとしてここは・・・アルテ・ピナコテークを選択。
アルテは世界6大美術館のひとつだしね。。。
とは言いつつもやはりノイエやモダンにはクリムトが、シーレが、ダリが、
アンディ・ウォーホルが、クレーが、カンディンスキーが・・・・・・・・(エンドレス)。
またミュンヘンに来たら、その時は全部鑑賞しようと心に誓いつつ、
今回はアルテ・ピナコテークへ行くことにしました。
ホテルをチェックアウトし、電車の時刻までスーツケースを預かってもらいます。
ミュンヘンは比較的こじんまりした街なので、どこへでも歩いて行けます。
街並みを自分の足で歩くことでこそ、旅は楽しいのだと私は思います。
その街の空気を感じ、現地の人とすれ違いながら、目に映る景色を堪能する。
これこそが旅の醍醐味なので、私は極力地下鉄には乗らないようにしています。
地下鉄に乗るのもその国々の違いや文化が垣間見えて面白いのだけれど。
でももっと好きなのは路面電車。何故かすごく好きです。
ホテルからピナコテークへは歩いて約20分。
でも、街の風景を楽しみながらシャッターをきりのろのろと歩くので
大体30分くらいかかると予想。開館と同時に入場したいので9時30分にホテル出発。
その道すがら撮影した街の景色がこちら。

古代彫刻美術館

古代美術博物館(前にはトロイの木馬が!?)

古代ギリシア風門

カロリネン広場のオベリスク
ドイツにいるんだかギリシアにいるんだかローマにいるんだか・・・
という感じの風景ですが、こういう景色が大好きな私は、
シャッターきりまくりなわけです。
予定通り30分位でアルテ・ピナコテークに到着!
ほとんど待ち時間なしで入場できました。
企画で「レオナルド・ダ・ダヴィンチ」展をやっていましたが
今回は入場せずにおきました。ドイツでもブームなんですね、
「ダヴィンチ・コード」。。。
私が海外で美術館を訪れるとき、いつも考えてしまうのは
「所蔵作品のなかの1点だけ君にあげるよ」
と言われたら、どの作品を選ぶかということです。
つまりその美術館の中の一番のお気に入りを選ぶわけです。
美術作品を分析するのも楽しいけれど、こうやってお気に入りを決めて
何でこの作品に惹かれるのか、ということを考えるのも面白いですよ。
そんなわけでこの美術館の私のお気に入りはこの作品です。

フィリッポ・リッピ「受胎告知」
リッピはフィレンツェの修道士だったのですが、当時の乱れた教会の先を行くような
「エロ坊主」でした。修道女と駆け落ちして修道院を出入り禁止になったりしながら
メディチ家のとりなしで還俗を許された・・・など当時としては非常に
スキャンダラスな画家でしたがあのボッティチェッリの師でもあり、
彼の描く女性の神々しいまでの美しさは当時男まみれの工房で作成されていた絵画の
「女性」の描き方に一石を投じたのだと私は思います。
この女性こそ、彼が愛した修道女・ルクレツィアがモデルと言われているのですが、
すばらしい芸術の為には少々問題のあった私生活も結果的に吉となった、
ということなのでしょうか。
もともと好きなテーマ「受胎告知」。
大天使ガブリエルが白百合を手に聖母マリアの前に跪き、受胎を告げます。
キリスト教の始まりの瞬間です。精霊である鳩が描かれ聖母には光が降り注ぐ。
まだあどけない少年のような顔の大天使。非常に美しい作品です。
フィリッポ・リッピの「受胎告知」はロンドンのナショナルギャラリーにもあります。
この美術館は、美術作品なんてよく知らないわ~とおっしゃる方でも
一度は目にした事があるであろう作品がたくさんあります。
世界史の教科書に載っているような作品です。
・アルブレヒト・デューラー:「自画像」
・フランソワ・ブーシェ:「ポンパドゥール夫人像」
・レンブラント:「サビニの女たちの略奪」
美術館は「構えて」行くところではないので何気なく館内を歩きながら
「好きだな~、これ」
というものを見つけに行く気持ちで行くことをお勧めします。
日本の企画展示は最近ものすごい人ごみで、作品を鑑賞するどころでは
ないのですが、海外の美術館は相当人気のある作品の前以外では
あまりそういうことはありません。
ただ、絶対にやめて頂きたいのは
・フラッシュで作品を撮影する
・作品と一緒に写真を撮る
このふたつです。
前者は作品を傷めます。問題外です。
もちろん撮影禁止の場所での撮影は論外です。
後者は、本当にうんざりするんですけど、
「あなたが帰国してその写真を知り合いに見せたとき、恥ずかしくないのか」
と言ってやりたい。そんな写真を見せられても
「この人、この美術的価値を全然知らないんだね。
笑顔で作品と一緒に写真に収まってるけど、はっきり言って己の馬鹿さ加減を
露呈しているだけじゃないの」
と思われるのが関の山です。作品は撮影スポットではありません。
ろくに鑑賞もしないで他人の鑑賞の妨害にしかならないこのような愚行は、
日本人として恥ずかしいので絶対にやめてほしいと声を大にして言わせて頂きます。
と、日本人観光客の皆様に問題提起をしたところで、おなかいっぱい胸いっぱい。
美術館を出て、ミュンヘンの中心街へ歩きます。すると、途中で
「ピナコテークはこっち?」
と英語で道を聞かれました。私、突然のことで動揺しておりました。
'Yes,It is 30 meters ahead. '
う~む、こう書くとなんとなくいい感じがしてしまう。。。
何が問題かって30を「サンジュー」と言ったコトですよ。
「『サンジュー』???『サーティー』だろ!『サ』と『ー』しか合ってねーし!」
と自己ツッコミが入ったのは
'Thank you! Bye!!'
と別れた13秒後くらいでした。あの異人、日本語分かったのか?
それとも'YES'だけで良かったということか???
また人生の汚点を1つ増やしてしまいました。
そんな私のアホさ加減はさておき、新市庁舎へやってきました。

仕掛け時計もある、ネオゴシック様式の建物です。
この通りから中央駅までまっすぐに大通りが走っていて
ショッピングをしながら駅まで戻ることにしました。
デパートのようなお店とブティックが立ち並び・・・日本で言うところの
表参道のようなイメージでしょうか。。。
「カウフホーフ」というデパートの中に入り、全館案内板で
文房具売り場を探していると、デパガならぬ
デパボ(デパートボーイ/イケメン)が
'May I help you?'
ドイツの人って本当に親切!英語だよ!ドイツ語じゃない!!
で、ステーショナリーを探している旨をお伝えすると地下1階だと
教えて下さった。さらに私が見ていた全館案内板はドイツ語だったので
「こっちに英語版の案内板があるからね!」
とまで教えてくれる。しかも終始満面の笑顔。
思わずウッカリ自分がモテ期に入ったのではと
勘違いしてしまいそうなくらい優しいドイツ人男性。
深々と頭を下げて「ありがとう」と笑顔で返す。
するとまたさらに「ドキュン☆」な笑顔で'You're welcome!'
日本のデパートにも「デパボ(イケメン)」がいればいいのにね。
あんまり親切にされるとフォーリンラヴで日本に帰れなくなるので
そそくさとステーショナリーコーナーへ。
お土産やら自分のお買い物をして約1時間。

そこから駅まで街並みを楽しみながらとぼとぼと歩き、
駅前でお昼ごはんとしてでっかいウインナーを食べ、
ホテルへ荷物を取りに行き、再度駅へ。。。
ミュンヘンとはこれでお別れ。次はフランクフルトです。
【フランクフルト】
前日までものすご~く迷った今後のルート。
・フランクフルトからリューデスハイムを経由し、
ライン川下りをしつつケルンへ向かうコース(上級者)
・フランクフルトからケルンまでICかICE(ドイツ新幹線)で向かうコース(初級者)
上級者コースだと
問題1:ライン川下りは既にシーズンオフ期のため、便が少ない上、
航行区間が限られている(主な航行区間はリューデスハイム~ボッパルト)
問題2:朝超早くホテルを出ないとケルンにつく時間が遅くなり、
一番行きたかったケルン大聖堂に登れなくなってしまう可能性有
問題3:スーツケースを持ってライン川下りをし、しかもボッパルトから
ローカル線に乗り換えなければならないが、ライン川下りの観光船停泊場と
地元駅の距離が分からない。徒歩・タクシーで移動できる距離なのか
ローカルすぎて日本にいる時にも調べたがいまいち分からなかった。
問題4:ライン川下りコースだとフランクフルトの市内観光は殆どできない
上級者コースか、初級者コースか。。。
今回は秋。川下りはやはり夏でしょ!また来るし、ドイツ!!!
その時はリューデスハイムもボン(ベートーベンの出身地)も行くからさ!
それに「ローレライは世界三大ガッカリ」に入れてもいいくらいらしいし!
(マーライオン・小便小僧・人魚姫に次ぐガッカリ「らしい」)
と強引に自分を納得させ「初級者コース」に決定したのでした。
こんな葛藤をしながらICでミュンヘンからフランクフルトへ。
到着したときはもう既に暗くなっていました。
ホテルは列車の旅ではお約束の駅前。今回は部屋から駅が見えるくらい
近いところにしてみました。
なかなかかわいらしい部屋で、ここも当たり!
荷物を部屋に置き「今日はお約束のご当地マック」ということで
夜ご飯はドイツのマクドナルドでマックチキンセット。
4.79ユーロ也。う~む、日本よりかなり高い。。。
(このとき1ユーロ:150円→約750円)
でもサイズがかなり大きくて、ポテトを食べただけでもうおなかがいっぱいに。
しかも普段より相当歩いて疲れたのか、かなり眠くなってきたので
さっさとお風呂に入って眠ることにしたのでした。
次回はフランクフルト~ケルンです。
個展ラッシュ [ニチジョウ]
今週から4週に渡って、友人達が各々個展をひらきます。
卒業してからも創作意欲の衰えない大学時代の友人を見ていると
私は日々何かを生み出せているのだろうか、 と思ってしまいます。
藝術学科出身なのに書くのは毎日英文ロジック、というのは些か微妙な気持ちです。
日本画を見て心を落ち着け、水墨画を見て静謐を学び、
愛らしい動物のスケッチで癒されたい。
卒業してからもこうやって忘れずDMや連絡をくれるみんなに
心からのありがとうと笑顔で、逢いに行きたい。
でも…いきなり今週は休日出勤。うぅむ。
平日仕事帰りに銀座行き。。。
似合わないわぁ~。でも絶対に行くからね!






